Chor Meise 演奏会 ~ 第16回 日本語をうたう ~
演奏会の詳細
今回のプログラムのテーマは <日本語をうたう> です。
合唱という西洋音楽の伝統のもっとも深いところに起源をもつ音楽様式に日本語を組み入れるという難題については、滝廉太郎を始祖とする歴代の作曲家たちが幾多の努力を重ねてきました。演奏家による工夫や音声学者による研究なども加わって、日本の言葉を西洋音階に乗せて伝えるための技術には大きな進歩が見られます。
今回、私たちは創設してから初めての全ステージ日本語歌詞によるプログラムに取り組みます。欧米の名曲を演奏し続けてきた私たちならではの解釈による日本語合唱曲の世界をお楽しみいただければ幸いです。
====== Chor Meise 演奏会 ======
~ 第16回 日本語をうたう ~
日時:2019年11月10日(日) 15:30開場 16:00開演
会場:兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール
阪急「西宮北口駅」下車 南側へ徒歩約2分
曲目:Ⅰ.武満徹 (1930-1996):混声合唱のための「うた」より
さくら
恋のかくれんぼ
小さな空
翼
島へ
Ⅱ.髙田三郎 (1913-2000):心象スケッチ、稲作挿話
1. 水汲み
2. 森
3. さっきは陽が
4. 風がおもてで呼んでいる
付 稲作挿話
Ⅲ.石若雅弥 (1981- ):無伴奏混声合唱のための「不思議」 (編曲委嘱初演)
1. 不思議
2. こだまでしょうか
3. おさかな
4. 足ぶみ
5. 大漁
Ⅳ.千原英喜 (1957- ):レクイエム - 人麻呂と古代歌謡、ミサ典礼文による
1. 入祭唱 / Introitus
2. 哀歌・慟哭 / Lamento
3. 相聞 / Sohmon
4. 挽歌 / Banka
5. コラール / Corale